Eno.96 バイパー

十五頁目

ピザやパンケーキ。
娯楽のたぐいである食事をとったことは、思えば滅多になかった。
客に誘われて口にすることはあったが、味を感じる余裕などなかった。
香ばしい匂いに、美味しそうだと思ったのは久しぶりのことだ。