遭難二日目~みちる編

遭難二日目。
様々な進展があった。
1つ、倉庫とコンテナが順調に増築し、当初よりも多くの食料と水分を保管出来るようになった!狩猟罠や漁罠をたくさん生産されたことにより、十分な食べ物の補給路も確保され、それらを羯磨さまや御神凪さまがおいしく調理してくれる…自宅にいた時と変わらない様な食事が取れるようになり、精神的な安心も得られている。
やはり食事は大切だ、もし2人が不調になった時には今度は自分が作れるようにしておかないと。
(はじめてゆで卵を作ったのだわ!テレビで見たようなトロトロの黄身にはならなかったけど…)
もう1つ、"離島"へ行けるようになった!ここにはまだ私は足を踏み入れていないものの、皆様の収穫物を見るに、この島では得られない食材や道具などを手に入れることが出来る…外から見ても、まだよく分からないけれど、もしかしてあの島には船が沈んでたりするのだろうか?元々、この島に来ようとした船だとか?
………。
…ちょっとだけ『本当に脱出出来るだろうか』と心配になってしまった…。ちょっとだけよ!
そして、もう1つ!岩風呂が出来たのだ!嬉しい!最悪、脱出出来るまでは入れないと思っていたのに、皆様の協力のおかげで湯船に浸かることが出来るだなんて…やっぱりお風呂があるのは大事だわ!心も身体も休むのにぴったり!
せっかくだから、シスターから貰った石鹸を使って今日は全身を洗いましょ!いっぱい綺麗にしなくちゃ!
2日目の日記はこれでおしまい。
このまま、トラブルもなく順調な無人島ライフを送れますように…
みちる
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「…うん、こんなところかしら。あと必要なのは――」
…外を見る。天候はそこまで悪くないが、風の感覚で少しだけ胸がざわめく。

「…御神凪さまとも話したけれど、いつか台風が来るのかしら…。そうなると、いつものように物を探したり、水を掬いに行けないわよね…。」
元より天候が安定しない島と聞いていたが、確かに晴れたり雨が降ったりと忙しない…

「少しずつ、集められるものは集めていかなくちゃ。この拠点ももっと強固なものにしたり、出来れば倉庫もコンテナも…」
うーん、と声を漏らし、腕を組んで天を仰ぐ…1人で悩んでいても仕方ない、それに、きっと他の人々も同じことを考えているかもしれない。
(……『頑張り過ぎないようにね』………)
「…。…そうよ、"これは"わたしだけの問題じゃないもの。もっと、皆様にも頼らなくちゃ。」
手帳を閉じて、記録を終える。明日もまた、頑張ろう。
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