Eno.232 伊藤看良

無人島メモ8

落ち着いた。
錯乱中のメモは戒めとして残しておく。

俺はチョロい。

スキマ時間で作っていつ渡そうか迷ってたペンダントを渡しもした。
かつて見たことがないテンションだった。
喜んでたならいいんだけど。

しかしあいつ、森を消滅させる勢いの伐採で相当消耗してた筈。
普通ならあんなに元気なわけがない。
急に倒れないか心配だ。
そうなる前に俺が……俺が気付かなければ……

様子といえば君影もずっとおかしい。
リラックスしてるならともかく、あの緊張感のなさは現実逃避っぽく見える。


生活はじわじわ整ってきた。
衣食住が満ちれば人々の心も少しは軽くなるだろうか。
あと、そろそろ脱出の手立ても考え始めないといけないな。