Eno.303 蕩咥蜜喰

3日目……怪我には注意

橋をかけて小島に渡れるようになったから、そっちで色んなものを集めてみた。
サクサクのお菓子みたいなきのみだとかヤシの実とか、美味しい食べ物もたくさんあるし、それに不思議なお花も咲いてるみたい。
そもそも残されてたメッセージボトルの手紙が本当ならこの島も定期的に海に沈んでるはずだから、海水で植物が育つとは思えないんだけど……やっぱり適応して進化した植物なのかもね。

すっかり生活も慣れてきたつもりだったけど、うっかりガラスか何か踏んづけちゃったみたい。幸い大した怪我ではなかったけど、気をつけないとね。
お医者様もここにはいないし、薬だってないんだもの。
なんだかみんなにも気遣われちゃったわ。

……あんまり働いてるって自覚ないのよねぇ。
私って特別何か優れた才能も能力もないんだもの。
その分努力しないと、って思うのは普通のことだと思うし。
それに私の行動でみんなが喜ぶんだって思うと、もっと頑張ろうって気持ちになるのよ。
人の役に立つことをしたいのは感謝されたいから、ってだけではないけどね。