Eno.702 ケファ

「シライワちゃんいる〜〜!?」

「いる〜〜!?」

「いる〜〜!?」

「いる〜〜!?」

「………いないのかな」

「もう少し待ってみようかな」

「もしかしたら、どこかで雨宿りしているのかも」

「……」

「オワッ! ストぴ!」

「こんなところに来たら危ないよ」

「(それに……ふじみさきまで……)」

「(……)」

「え……? うん、いいよ」

「シライワちゃんに会えたら、渡しておくねぇ」

「(私は……)」

「ストぴ。ストぴはどうしてこの嵐の中、ここに来たの?」

「(彼らは……)」

「なるほどねぇ!」

「彼女を心配して……)」

「気をつけるよ〜! ばいば〜い!」

「……」

「あ……柘榴石の星……」

「灯してないや……」

「心配して来たはずなのにな」

「(どうしても気になってしまう)」

「(彼女がこの嵐の中、何かを創造しているのではないかと)」

「(期待していた)」

「そんなこと知ったら……」

「みんなは怒るだろうなぁ……」