6日目
ネヌと少し話した。
やはり彼女は、シュパーズと同じ世界の出身であり、
それだけではなく、彼の部下にあたる人だったと察せられる。
僕がどれだけ頭を下げて尽力しても、きっと何にもならないだろう。
最低条件は、彼女と、皆を船に乗せる事。
それが出来なければ、何も。
僕が何と言っても、加害者側の言葉になってしまう。
オリジナルの失態は、僕達が犯したものと言っても違いがない。
だから、事実と、謝罪。伝えるべきは、それだけだ。
離島の探索は続けている。
森と違って香草が随分と見つからないのは困ったな。
しかし花は手に入る、今後は湿布にして渡すべきか。
窯と石臼を作った。
無人島の施設でパンが焼けるようになった。
かつて『オリジナル』は、ここでラザルからパンの作り方を学んだ。
自らの手できちんとした料理を行ったのは、初めての事で。
おいしいというものを理解するための、大きな一歩だった。
別に。僕が彼等の模倣を行う意味はないのだけれども。
――それでも、『ラザル』の思い出は辿りたい。
せっかくこの島に来たんだ、出来る事は、やってみたいんだ。
やはり彼女は、シュパーズと同じ世界の出身であり、
それだけではなく、彼の部下にあたる人だったと察せられる。
僕がどれだけ頭を下げて尽力しても、きっと何にもならないだろう。
最低条件は、彼女と、皆を船に乗せる事。
それが出来なければ、何も。
僕が何と言っても、加害者側の言葉になってしまう。
オリジナルの失態は、僕達が犯したものと言っても違いがない。
だから、事実と、謝罪。伝えるべきは、それだけだ。
離島の探索は続けている。
森と違って香草が随分と見つからないのは困ったな。
しかし花は手に入る、今後は湿布にして渡すべきか。
窯と石臼を作った。
無人島の施設でパンが焼けるようになった。
かつて『オリジナル』は、ここでラザルからパンの作り方を学んだ。
自らの手できちんとした料理を行ったのは、初めての事で。
おいしいというものを理解するための、大きな一歩だった。
別に。僕が彼等の模倣を行う意味はないのだけれども。
――それでも、『ラザル』の思い出は辿りたい。
せっかくこの島に来たんだ、出来る事は、やってみたいんだ。