おとぎばなし 真っ赤に焼けた鉄の靴
女王様は問いかけました。
「鏡よ鏡、この世で一番美しい者は誰?」
魔法をかけられた鏡は応えました。
「それはあなたの娘の───……」
──────

「かつて嫉妬に狂った母親は娘に毒リンゴを食べさせた。
娘は眠りの呪いにかかったが、王子のキスで目を覚ます」

「眠りの呪いを跳ね返されてしまった母親は、
呪いの反動で一切眠ることができなくなってしまう」

「そう、毒林檎の魔女グリムヒルドが……
僕の曾々々々々…おばあちゃんらしいのです」

「こんな話を聞いて育ったせいかなぁ?
僕は本物の魔法と言うものに人一倍興味があるんだよね」

「魔法めいた不思議。
このおとぎばなしのようなシマの生態系には興味が尽きないよ」