Eno.186 Leonhard.H.P

漂着者たち-4

(やはり書き損じの裏紙。所々にインクの出を確認した跡もある。)

少女たちと比較して、もう少しだけ大人びている様子の女性が二名。

・動きやすそうな服装の者
事実動きは身軽らしく、状況に応じて探索等に向かっている傾向が強い。

・首から札らしきものを下げている者
無謀な振る舞いに対して概ね釘を刺す役回り。実力行使も辞さない様子が見える。

もちろん女性ばかりの島というわけではなく、男性陣も観測してはいる。しかし比較的黙々と活動をしている形跡があり、近くで見たことはないものも多い。
明確にそうであると認識できたのは、先述したサムライの者を除いて拠点周辺で4名。

・世話焼きかお調子者か、判別のつかない探索者
・軽装な兎の少年
・大柄で豪快そうな男性
・少し近寄りがたい雰囲気を持つ男性

そのほか、観測した中では夜間にだけ活動を行う存在もいるらしい(書き置きにそのような旨の記載があった)。

書き連ねた限りこれで漏れはない……筈である。
が、外出して探索を行う際に気配を感じることも決して珍しくはなかった。

もしかしたら、その中に野生動物ではない何者かがいても不自然ではないのかもしれない。