Eno.166 大羽 てくの

🧪ホントはね

「私の不安。それは、あの孤島脱出の話で、
 みんなにいたずらに不安と恐怖を広めたんじゃないかってこと」


「みんなに言った確信はウソじゃない。
 でも……身の丈にあってないんじゃないかってこと」


「てくのの科学は無限だよ。
 そう言ってみるけど、
 私はお茶の水博士じゃなければ、ドリトル先生でも、イデ隊員でもない。
 ただの、ちょっと科学が好きな女子高生だ」




「でも、今の私は、
 すごく勇気をもらってる」


「本気で魔法使いになろうとしてるキミがいるから」


「本気で“天才科学者”になろうって思ったことが、
 間違いじゃないって思えるの!」