Eno.131 天晴

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うみのなかからたいようをみて ほしをみて たくさんがすぎたころ うみがちいさくなっていきました
ごしゅじんさまはそのときにぼくのいるしまにやってきました

ごしゅじんさまはまほうつかいなのだそうです
ぼくをみて いのりがこもっているのだといいました
それからごしゅじんさまは まねきんのうちがわにしんぞうをくれました
てあしをちのとおったからだにして しゃべれるくちをくれました
そしてほんのちいさな おいのりのちからをくれました
みずのなかではくるしくないように しずむときはまねきんにもどるようにしてくれました
そのぜんぶをもったまねきんに あまはるというなまえをくれました

ごしゅじんさまはなまえをつけて ものとか ことをあやつれるのだそうです
あまはるというなまえがぼくのそれで だからごしゅじんさまと ぼくと つくりぬしさまにとってだいじななまえにしたといっていました

ごしゅじんさまは つくりぬしさまがぼくにくれた あらしよけのおいのりと だれもひとりにならないようにのおいのりに
いつかあめがあがって みんなのこころをはらせるようにと
おいのりをくわえました







ごしゅじんさまへ
ぼくはうまくできていますか