Eno.316 鶴岡 星良々

われら揺るがぬ友と友 築け果てぬこの絆

わたし、ミナくんが男の子だってこと知ってたよ?
一流ハテコー生なんだから当たり前でしょ?

っていうのは冗談だとして、
そりゃあ、一緒にお風呂入ればさすがに気づくって。
それに、ずっと同じ教室で授業受けてるクラスメイトなんだからさ、それくらい分かるって。
夜寝るときも銀杏の間じゃなくて楠の間に行ってたの見かけたしね〜。

でも、料理はさすがに難しかったなぁ。
キノコをトリ肉のように見せかけたり、サメ肉を牡丹肉のように見せかけたり、シャーベットをプリンアラモードのように見せかけたり。
トリとプリンは「あ、食感が違うなぁ」って思ったけどあんま自信なかったし、牡丹肉はほんっとーにわかんなかったよ。そう考えるとギリ一流なのかも。

それにしても、格付けチェックは楽しかったなぁ。
あれよあれよと楠の間と銀杏の間がAとかBとかでラッピングされるし、人数分の札はあるし!
『映す価値なし』までマジックで忠実にに再現しちゃうし!
料理はAもBも美味しいし、何よりクラスが一つになったよね〜
ほんとーにテレビみたいな臨場感があって凄かったなぁ。わたし、あの番組に出るの夢なんだぁ。
ほんと、ミナくんとトモが一流だよ、わたしにとってはね。トモは集計しただけって言ってたけど、その集計がほんとに場を盛り上げてくれたんだよ?

このままのテンションで、帰還に向けてがんばろーっ!



「じゃあなんで一緒にお風呂入ったのか、って?」



「一つはファンサ★」



「もう一つは……ミナくんと同じ、かなぁ」



「わたし、仕事選ばないで生きてきたからさー」