Eno.418 セルシア

祈り/  


かつては恐れられ、崇められ、

そして破滅へと導いた樹がありました。

樹は人を喰い、人は樹を燃やし、

両者間での対立は深まっていきました。

そこへ、一人の少女が現れます。

「もうこんな悲しい事はやめましょう。贄が必要なら全てこの私に」

と。

これを機に、争いは一度の終幕を迎えました。

が、これが後に全ての始まりとなることは、

この時は誰も思いはしなかったのです。