観察記録
大きな焚き火のところにねこがいた。
なんかいるよな、とは思ってたけど、たぶんあいつだったっぽい。
僕は別に目が良くないわけじゃないけど、よく見えるってわけでもない。
それに加えても、隠れるのが上手いねこみたいだ。
人間とねこって、だいぶ体の大きさが違うけど、平気な顔して寝てた。
慣れてるのか、肝が据わってるのか。知らないけど、ねこって結構強いのかもな。
ねこに触ったのは初めてだったかも。
普通のねこと同じかどうかわからないけど。
ふわふわだったし、街にいる野良猫みたいに痩せてなかった。
たぶん餌もちゃんと食べてるんだろう。
むしろイカを置いていったくらいだから、あいつの方が食べるのには困ってない可能性もある。
イカはちゃんと食べた。僕は別に小さくはないけど。
……やたらでかい奴らがいるだけだし。僕は小さくはない。
そのうちもっとでっかくなるし。
今度ねこに会った時には何か返せるように、食べ物をいつも持っておくことにしよう。
ねこに借りを作ったままなのは、ちょっと気になるし。
それでもしよかったら、また撫でさせてもらおう。




なんかいるよな、とは思ってたけど、たぶんあいつだったっぽい。
僕は別に目が良くないわけじゃないけど、よく見えるってわけでもない。
それに加えても、隠れるのが上手いねこみたいだ。
人間とねこって、だいぶ体の大きさが違うけど、平気な顔して寝てた。
慣れてるのか、肝が据わってるのか。知らないけど、ねこって結構強いのかもな。
ねこに触ったのは初めてだったかも。
普通のねこと同じかどうかわからないけど。
ふわふわだったし、街にいる野良猫みたいに痩せてなかった。
たぶん餌もちゃんと食べてるんだろう。
むしろイカを置いていったくらいだから、あいつの方が食べるのには困ってない可能性もある。
イカはちゃんと食べた。僕は別に小さくはないけど。
……やたらでかい奴らがいるだけだし。僕は小さくはない。
そのうちもっとでっかくなるし。
今度ねこに会った時には何か返せるように、食べ物をいつも持っておくことにしよう。
ねこに借りを作ったままなのは、ちょっと気になるし。
それでもしよかったら、また撫でさせてもらおう。

『…………』

「なんだよ、ヨナ」

『べつにぃ。なんでもないけど???』

「なんなんだよ」