Eno.662 ティキューロ・ティアモ

借りたメモ紙8

嵐が明けたら船が現れた。
……現れたというか、打ち上げられてたというか。
昨日の事もあったし、気分転換に探索に行った。

見たことないようなものがいっぱいあった。
人が入れそうな大きな鉄の筒。何か入っている金属の筒。
黒い帽子。船の様な何かが描かれた紙。

そして、奇妙な石。

目にしたときから綺麗だな、とは思ってた。
けど、触れた瞬間にそれは違和感に変わった。
今まで見てきた物のどれとも違う。
ボクやアルが持つような力とも違うけど、明らかにそれも何かを持っていた。

そして、それは拠点に帰って……分からなかった。
変だなって思いながら、でも、もしかしたら出来るかもって思わせる何かはあった。
だから、その不思議な石と、石碑と、壊れた時計を近づけて。

「ぐるぐるぐるぐる、逆巻いて」

そんなことを、言ったと思う。

本当に石碑が戻るなんて思わないじゃん!なんで!?