Eno.434 青嶋 みちる

⛵島の浜辺でナンパして

(………ナニャカニャしたら出られる異界、ってわけじゃないらしい)


(なんつって、いや。忘れました。鳥さんは鳥頭なので>)



  *   *   *


「──ええと。
 嵐が開けたあと、難破船が流れ着いて……
 一瞬『通りがかるはずの船が事故ったのか!?』って思ったんだけど、
 どうももっと古いものみたい。乗って漕ぎ出すのはちょっと無理そうかな…
 保存のききそうな物資が残ってたんで、俺たちにはもー宝の山だね。
 なんなら、いくらあっても困んない木材のカタマリでもあるわけで」


「何より酒とコメ!! こんなにありがたいことって無いよなぁ!」


「ところでなんか見慣れない石だの石碑だのが物置きにあったんだけど、何だろうねこれね?
 4日間見た事なかったけど、嵐で飛んできたかな」


「石碑はボカシ劣化が完璧で全然読めなかったんだけど、
 こっちの石と反応しだしたら急に真新しく読めるようになって───」



「そうなんだよ。何で?
 この何語だかわかんない石碑が読めてんの、、、、、、、、、、、、、、、、、???

 『我が術』とか『沈みゆく故郷レムリア』とか…
 ああだめこれ あんまり深入りしちゃいけないヤツじゃない?」


「ああ~~でもなんか腹立ってこない?
 この石碑の人勝手に『我が人生に悔いなし』みたいなこと言ってんだよ。
 こっちは巻き込まれてんですけどォ?
 絶対生きてかえってやるからなァ~~……!」