Eno.919 クーツェ・イゼール

遭難日数6日目記録 クーツェ

この島に来てから2度目の嵐、前回と比べればすぐに止むだろう。
嵐の始まりと共に”海の神への願掛け”で無言で願をかけながらシェアテーブルに真水を置く。それに合わせてテーブルに飲み物、食べ物がシェアテーブルに乗せられていく。
そのあとはしっかり休息をとって、嵐が過ぎるのを待った。

嵐が過ぎ去って浜辺へ向かおうとしたところ拠点の森の木々の間から見なれない物が見えた。
漂着船・・・離れ小島の近くに流れ着いた大型の木造船だった。
先に向かった面々は中に誰もいなかったことを確認し、その中から多種多彩な物、金貨に銀杯、宝石・・・中には大砲とあった。
決定づけるものが一つ。遭難者が持って帰ってきた物の中に海賊のマークであるドクロが縫い込まれた帽子があった。
間違いなくあの漂着船は海賊に襲われたか海賊船そのものだろう。
調べに行きたいところではあるけど僕は食料調達と海水汲みを優先して行う。
脱出キットはあと12人分と折り返しに来ており、ネグロによって船づくりのベースとなる救命ボードがつくられた。

僕も頑張ろう。
地面にどれがいくつ必要かざっくりの計算式を書いていく。

目安木材が570、布材が150、金属が90、水も45ほど必要とかなり大変であることが見えてしまった。
そのうち木材は消費する分を考えもっと多くなると想定していいだろう。

行動しようにもまずは・・・食料を確保しよう。そう思うのであった。