Eno.96 バイパー

三十三頁目

船で酒を見つけた

なかなか良いものだったと思う

船長 私の父は船乗りの例にもれず酒が好きだった。
機嫌が良いと私にも飲ませてくれた。
味など分からなかったが、幼い私は父と同じものを口にし共に笑う、あの時間が好きだった。