Eno.766 クロディーヌ・シエレトワール

No.21_3度目の嵐

夜になって雨が降り始めて、また嵐が来そうな空模様です。

無人島は、割と頻繁に嵐が来るんですね……
今度のも、すぐに止んでくれると良いんですけど……



* * * * *



拠点で、ふと名前の話になって。
其れから、自分の種族の話になって。

まさか、聖書に語られる様な天使の方まで、此処にナガサレていたなんて……
言われるまで、(失礼ながら)そう思える風貌では無かったから、尚更。

でも、そんな方でも、自発的に此処からの脱出は出来ないんですね……



……私は。
嘗ての姿を喪い、裕さんに“すくわれ”て。
日々を過ごして、今、此処に居る、此の“私”は。


ほんとうに、にんげんなのかしら?