Eno.96 バイパー

三十五頁目

あまりにも綺麗で 手放したくなる

ずっと変わらない
変われない

私の手は汚れていて

違う、そういうことではないのだろう

ただ失うのが怖いのだ

自分で選ぶことなどひとつもしてこなかった罰なのだろう