真実の書 十五頁目
この程、恐れていた事がついに現実のものとなった。
水泳の授業ではラッシュガードを羽織り、
シマでも入浴の際はこっそり抜け出して済ましてきたけれど、
裸の付き合いとあっては誤魔化しようもない。
最悪、参加しない事も考えた。
楽しい雰囲気に水を差したくなかったから。
でも、何とか知恵を借りたいと思って相談した究君の言葉が、
僕に勇気をくれた。
そして皆、僕自身が馬鹿馬鹿しくなるくらい、
気安く受け入れてくれた。
本当にありがとう。
僕にとって……色んな意味で忘れられない、
最高の男子会になったよ。
傷を隠して縮こまっていた僕も……、
これで少しは、彼女に近付けたかな。
TIPS:
サウナの最初の記述は紀元前五世紀♤