Eno.637 楠木・R・ルーシー

禁煙5日目、その6

再び、嵐が近づいて来ている。
このシマでの4回目の嵐だ。…そろそろ、嵐の時の皆への呼びかけを考えるべきだろうけど。
どうしてもそのタイミングは中々来ない。

考えているうちにも、前の嵐の時にもしたような。嵐の中、皆で物を食べる会の呼びかけがしていたらしい。
今度はカレーのようだった。……具材でどうしても揉めたりするようになり、ソレが今後の課題何だろう。それこそ、皆が問題無く食べられてかつ分けられるようなもの。

……そんな考え事をしていると、ロンが森で謎の花を発見してきた。
精査させてもらった所、その花と湿布に使う薬草2種を調合する事で、昏倒などで失った意識を覚醒させられる、気付け薬を作れるようになりそうだった。
…こういった薬を探していたんだ。これさえあれば、即席医療キットでは間に合わない、助からない命でも、助けられる。
…嵐じゃないと見つからないと思い込んでいた為、今後は森をもっと調べる必要がありそうだった

そんなこんなしていたら、またキノコ騒動が起こり。
今回は葉山君が犠牲になったようだ。
前々から計画していた、自然で作れる漢方。粉末にしたヒトデを処方(強制)した。
かなり苦い為、正気に戻す意味合いでも問題無く使えるだろう。
今後はヒトデを見つけたらそのようにしていく。


……嵐が刻一刻と近づいて来る。
今回こそ、何事も無く終われるだろうか。
……それに加えて、この無人島生活の終わりも近い。悔いを残さないようにしていこう。