Eno.96 バイパー

三十七頁目

私の父は船乗りだった

私は彼の息子ですらなく
私に家族はなく
私は人間だったことはなく
私に正常などなかった

それなのに
ここの皆を家族のように思うなど

人の子でなかった私が一足飛びに 自分がまるで父親みたいだなどとஇ෴▓இ▓▓