Eno.398 佐藤三

★☆⭐️👻★⭐️⭐️⭐️📷

「中学の頃のあだ名が『幽霊ちゃん』だったの」



「髪の毛も長くて、あんまりおしゃれもしてなくてさ。
 写真に写った私が幽霊に見えたらしいの」



「深刻ないじめではなかったし、すぐ収まったんだけど。
 あの時の名残で写真撮られるのが怖くなっちゃってね」



「……高校に入って、ばっさり髪の毛切って、おしゃれもして。
 写真部に入ったのは、自分がずっとカメラを握るため」



「それにね、撮りたかったの。心霊写真。



「本物の心霊写真撮れば、私は幽霊じゃないって証明できる気がしたの。」



「……まあ、結局手とかうっすら映る陰くらいの奴しか撮れなかったんだけど。」







「紺くん、結局幽霊は見えないらしい。
 幽霊以外はなんか見えてそうだけど」



「テクノちゃんは、幽霊がどんなのか調べちゃう?って言ってくれて
 びっくりしちゃった。」



「朝海ちゃんは、私の写真を見てないからコメントは特になかったんだけど……」





「みんな揃ってありのままの私でいいんだよって言ってくれて、ちょっと、勇気が出て来たかな」





「てくのちゃんに撮ってもらった時、いきなりでびっくりしちゃって全然笑顔とかできなかったな。
 ちょっと恥ずかしい






「あと紺くんさぁ」



「あんなに笑うことないじゃ~ん!ふふっ」




















「だから言ったじゃん写真写り悪いって!」