Eno.637 楠木・R・ルーシー

禁煙6日目、その1

嵐が訪れた。…嵐が来るまでは、いつものように短い嵐だろうと、どこか心の隅で思っていたのかもしれない。それを見透かすように、眼前に広がる雨雲は酷く暗く、空一杯に広がっていた。


皆で食事をとりながら、今後の方針を決めて行く。
余談だが、変な魚古代魚の塩焼きにパン、そしてカレー。デザートにオレンジのかき氷、と。久しぶりにらしいメニューを食べた気がする。

大まかな行動指針としては、ひとまず耐え凌ぐ……という考えが多かった。
長引くようであれば、その時に、という事らしい。
……備蓄があれば、それでも問題は無かったんだろうけども……まぁ、言っても仕方がないね。

その後、お酒が飲める人たちが船で見つけたお酒で酒盛りしようとしてた。
…下戸じゃなかったら混ざってたんだけどねぇ。流石に、うん、って感じで離れる。
そうして離れてったら、黒髪の子とティッキィちゃん。そして、ちょくちょく倉庫に食料入れてくれてた大きな兎君が集まっていたんだよね。

2人の話に混じらせてもらうと、ティッキィちゃんについて中々興味深い話が聞けた。
……そりゃぁ確かに、初めてこの島に来た時、死なないって思っても仕方が無い。