時空の狭間の歪みにより辿り着く世界の記録ー4
6度目の夕焼けを見た。<rt>あちら</rt>元の世界<rb></rb>側では何日が経っているのだろう。
途方もない時間の中、せわしなく動くのは我々漂流者と島の生き物のみ。
やり残したことはあっても、時間が許してはくれない。
………もうじき沈むのですね、この島も。
――
離島の方に船が流れ着いていた。
金銀財宝や香辛料、酒、錆びた大砲。そんなものがあったので
恐らく海賊か何かだったのだろう。
目についた宝石と指輪を拝借した。指輪は簡単に手入れも。
知り合いへの土産物には丁度いいかもしれない。
――
島から出る準備が整った。
そういえば一週間程度で満潮が来て、島は沈むと、ボトルメールに書いてあった。
六度目の夕焼けを見たということは、もうそれが目前であるということ。
脱出の準備をとピリピリする必要がなくなった分、心の余裕ができた気がする。
……準備に関しては、私はほとんどを他の漂流者にまかせきりだったこともあり
少し申し訳ない気持ちも少しある。心からの感謝を。
――
中々森から帰ってこない漂流者に、必要のない木の実を押し付けた。
橙色の木の実を押し付けたことは少々申し訳なく思っている。
延命のためだと思ってどうか許してほしい。
――
カレーライスを作った。簡単なスパイスカレー…もどき。
出来は上々。
料理がほとんどできなかったのが少々心残りだが…
まあ、試作品に付き合わせるのはどうかと思うし これでよかったのかもしれない。
――
食材を探していると、紫色の花を見つけた。
なんに使うのかはわからない…。
しかし、倉庫に放り込んでも使われる気配がなかったので、
ここの漂流者たちに必要のないものなのかもしれない。
持ち帰って、魔法薬に使えるかどうか確認してみたいところだ。
――
今回はここまでにしておこう。明日にも記録がとれたらいい。
途方もない時間の中、せわしなく動くのは我々漂流者と島の生き物のみ。
やり残したことはあっても、時間が許してはくれない。
………もうじき沈むのですね、この島も。
――
離島の方に船が流れ着いていた。
金銀財宝や香辛料、酒、錆びた大砲。そんなものがあったので
恐らく海賊か何かだったのだろう。
目についた宝石と指輪を拝借した。指輪は簡単に手入れも。
知り合いへの土産物には丁度いいかもしれない。
――
島から出る準備が整った。
そういえば一週間程度で満潮が来て、島は沈むと、ボトルメールに書いてあった。
六度目の夕焼けを見たということは、もうそれが目前であるということ。
脱出の準備をとピリピリする必要がなくなった分、心の余裕ができた気がする。
……準備に関しては、私はほとんどを他の漂流者にまかせきりだったこともあり
少し申し訳ない気持ちも少しある。心からの感謝を。
――
中々森から帰ってこない漂流者に、必要のない木の実を押し付けた。
橙色の木の実を押し付けたことは少々申し訳なく思っている。
延命のためだと思ってどうか許してほしい。
――
カレーライスを作った。簡単なスパイスカレー…もどき。
出来は上々。
料理がほとんどできなかったのが少々心残りだが…
まあ、試作品に付き合わせるのはどうかと思うし これでよかったのかもしれない。
――
食材を探していると、紫色の花を見つけた。
なんに使うのかはわからない…。
しかし、倉庫に放り込んでも使われる気配がなかったので、
ここの漂流者たちに必要のないものなのかもしれない。
持ち帰って、魔法薬に使えるかどうか確認してみたいところだ。
――
今回はここまでにしておこう。明日にも記録がとれたらいい。