わくわくむじんとうにっぽう48
◇おうじの!やったことりすと
・ほうたいをひたすらつくる
グル…………グル………(まく)
いや本当にひたすら作っておったぞ。真水と………共に……
救急セットが必要であるが故な。清潔な包帯が必要不可欠であると言うわけである!
いや〜、包帯というのは作るのになかなか手間がかかる。清潔にしなければいけないというのが最もであるな。
怪我をすれば、その傷口からばい菌が入ろう。
ばい菌が入れば傷口はどんどん膿んでいくのである。
そうならぬように、消毒をする。
手当てをしていく。
手間なことであろうが、不安定な船旅だから必要なことであろう!
船が揺れ、擦り傷を負い、その傷口に塩水が染みれば当然痛いであろうしな〜。
傷口を縫う針なども必要な気がしてきたな……湿布とか……いやそれだと本当に救急箱になってしまうかもしれぬ…………
◇保存食
長持ちする食事である!!!
塩漬けにした肉!うむ、干せばいい感じの硬さになる。
よく噛めば腹も膨れよう。保存性もバッチリであるな〜素晴らしい!!!
旨味というわけである。こちらもまた、船旅には欠かせぬであるな!!
◇もう疲れちゃって うごけなくてぇ………
動けぬ……………………
と、この調子で皆それぞれがそれぞれに準備を整えていたが故、皆疲れ果てておるな………
我もまたそうである………しばらく休もうぞ…………
◇
全然話が、未来には残っていないから、実際、事実とは異なるのかもしれない。
誰か誰かが、それでも未来に残したかった。
もしかしたら、空想かもしれないお話。
──三度目のうぉー。
何がきっかけだったかは、どこかに記されて、薄れてしまったが。
土地を壊すような戦争だったという。
もしくは、その空気を壊すような。
そんな戦争。
──ある程度の争いの後、勝ちが決まった。
というよりは、各国が疲弊してしまったことが何より大きかった。
圧倒的な技術力、同士がぶつかっており。
決着がつかないまま、多大な予算ばかりが動いて。
国の体力がなくなり。
働き手も、土地も潰れている。
その土地から再興しようと。
人々は前進する。
人々は育つ。
人々は増えた。
失ったものを取り戻そうとしていたから。
──まあ、人は栄えても。
星は戻らなかったのだけれど。
破壊したものは戻らない。戻るとしても、時を必要とする。
人類が増えるのに対して、星の再生速度は、随分とゆっくりとしたものだった。
例えば、スマートフォンを持つ時代に比べると。
人は圧倒的に多いのに、住める土地は、ちょっと少ない。
そんな塩梅で。
──住む場所がなくなる。
──食物はたりない。
──資源も足りない。
産めよ増やせよは、止まらなかった。
◇
──だから、空を見た。
かつて昔、皆が焦がれた宇宙の輝きをとらえた。
戦争するより、ずっと安く。
戦争するために手に入れた技術があったから、昔よりずっと簡単に宙に行けるようになっていた。
宇宙の開発は、こんなにも簡単にできたんだって。
──ただ。
戦争をしたのだもの。
敗戦国がある。
他の国々よりも、ずっとずっと疲弊し、何もかもを持ち合わせなくなった、国の連合体。
それらは、宇宙開発に取り掛かることができず、出遅れた。
出遅れたところ、始めたときには、もう。
勝った国の人たちが、宇宙を買い取ってしまっていたのだ。
彼らは忘れ去られている。
彼らは置いていかれている。
──彼らの戦争は、まだ終わっちゃいなかった。
さらに上がった国々と、空に上がらなかった国々が。
いいや、上がった国々だって、その星の分配をめぐって分裂している。
宇宙に花でも打ち上げようか!
互いに、より良き星の領地を奪い合う争いが、また始まった。
一つの兵器の打ち上げ。
ロケットは高く飛ぶ。
ツキ・ステーションが大きくなった訳。
各自が、好きな星を撮るために、宇宙で銃を撃ち続けている。
レーザービームは、きっと素敵な流れ星。
──星取り戦争、と。それはのちに呼ばれるようになった。
◇ ◇ ◇
明確な終わりがあった訳ではないけれどさ。
負けた人々は、宇宙から、水の星へと島流しを喰らっていたんだって。
それだけではなくて、水の星。
自ら、残っている人も、何千人といたけれど。
・ほうたいをひたすらつくる
グル…………グル………(まく)
いや本当にひたすら作っておったぞ。真水と………共に……
救急セットが必要であるが故な。清潔な包帯が必要不可欠であると言うわけである!
いや〜、包帯というのは作るのになかなか手間がかかる。清潔にしなければいけないというのが最もであるな。
怪我をすれば、その傷口からばい菌が入ろう。
ばい菌が入れば傷口はどんどん膿んでいくのである。
そうならぬように、消毒をする。
手当てをしていく。
手間なことであろうが、不安定な船旅だから必要なことであろう!
船が揺れ、擦り傷を負い、その傷口に塩水が染みれば当然痛いであろうしな〜。
傷口を縫う針なども必要な気がしてきたな……湿布とか……いやそれだと本当に救急箱になってしまうかもしれぬ…………
◇保存食
長持ちする食事である!!!
塩漬けにした肉!うむ、干せばいい感じの硬さになる。
よく噛めば腹も膨れよう。保存性もバッチリであるな〜素晴らしい!!!
旨味というわけである。こちらもまた、船旅には欠かせぬであるな!!
◇もう疲れちゃって うごけなくてぇ………
動けぬ……………………
と、この調子で皆それぞれがそれぞれに準備を整えていたが故、皆疲れ果てておるな………
我もまたそうである………しばらく休もうぞ…………
◇
全然話が、未来には残っていないから、実際、事実とは異なるのかもしれない。
誰か誰かが、それでも未来に残したかった。
もしかしたら、空想かもしれないお話。
──三度目のうぉー。
何がきっかけだったかは、どこかに記されて、薄れてしまったが。
土地を壊すような戦争だったという。
もしくは、その空気を壊すような。
そんな戦争。
──ある程度の争いの後、勝ちが決まった。
というよりは、各国が疲弊してしまったことが何より大きかった。
圧倒的な技術力、同士がぶつかっており。
決着がつかないまま、多大な予算ばかりが動いて。
国の体力がなくなり。
働き手も、土地も潰れている。
その土地から再興しようと。
人々は前進する。
人々は育つ。
人々は増えた。
失ったものを取り戻そうとしていたから。
──まあ、人は栄えても。
星は戻らなかったのだけれど。
破壊したものは戻らない。戻るとしても、時を必要とする。
人類が増えるのに対して、星の再生速度は、随分とゆっくりとしたものだった。
例えば、スマートフォンを持つ時代に比べると。
人は圧倒的に多いのに、住める土地は、ちょっと少ない。
そんな塩梅で。
──住む場所がなくなる。
──食物はたりない。
──資源も足りない。
産めよ増やせよは、止まらなかった。
◇
──だから、空を見た。
かつて昔、皆が焦がれた宇宙の輝きをとらえた。
戦争するより、ずっと安く。
戦争するために手に入れた技術があったから、昔よりずっと簡単に宙に行けるようになっていた。
宇宙の開発は、こんなにも簡単にできたんだって。
──ただ。
戦争をしたのだもの。
敗戦国がある。
他の国々よりも、ずっとずっと疲弊し、何もかもを持ち合わせなくなった、国の連合体。
それらは、宇宙開発に取り掛かることができず、出遅れた。
出遅れたところ、始めたときには、もう。
勝った国の人たちが、宇宙を買い取ってしまっていたのだ。
彼らは忘れ去られている。
彼らは置いていかれている。
──彼らの戦争は、まだ終わっちゃいなかった。
さらに上がった国々と、空に上がらなかった国々が。
いいや、上がった国々だって、その星の分配をめぐって分裂している。
宇宙に花でも打ち上げようか!
互いに、より良き星の領地を奪い合う争いが、また始まった。
一つの兵器の打ち上げ。
ロケットは高く飛ぶ。
ツキ・ステーションが大きくなった訳。
各自が、好きな星を撮るために、宇宙で銃を撃ち続けている。
レーザービームは、きっと素敵な流れ星。
──星取り戦争、と。それはのちに呼ばれるようになった。
◇ ◇ ◇
明確な終わりがあった訳ではないけれどさ。
負けた人々は、宇宙から、水の星へと島流しを喰らっていたんだって。
それだけではなくて、水の星。
自ら、残っている人も、何千人といたけれど。