Eno.757 天沢託都

花火を打ち上げ石碑を読む

果ての無い海の先で、汽笛のような音が聞こえた気がする。
もしかしたら、海のどこかで船が走っているのかもしれない。
もし、この島の存在に気付いたなら、こちらへ向かって来てくれるかも、と思った。
でも、それは同時に〝この島での日々が終わりを告げる〟事でもあって。

花火を打ち上げて盛り上がったり、復元された石碑を読んでみたりして。

多分、もうすぐこの島は、沈んでしまうのだろう。
けれど、この島でできたもの思い出までは沈まないから。


もう少しだけ、楽しもうと思う。
〝今回も〟色々な経験思い出ができたから。