Eno.341 トビアス鹿間

現へ

どの気象予報も予想しなかった日。

空を覆う雲とドラゴンが雷をひっきりなしに落としてきて。
海は荒れ狂った波からネッシーみたいなデカい影が姿を現して。
かまいたちをもっと凶悪にしたような暴風が吹き続ける。

どれもこれもが非現実だった。
全部が現実になった日。

受け入れられずに固まっていたから、
自分より大きな看板に横から殴られる事に気づかなかった。