Eno.795 ロカ

食を満喫する男

アトラスがやんちゃ小僧なんですけど。
頑張りすぎて傷だらけになってたでしょ!
ンモ~~~なんでまたお外行って……すげぇもん釣ってる!!
古代の魚? え? 何それ…コワ…。すげぇけど…コワ…。

ごほうびに、卵と砂糖と羊の乳?を混ぜて凍らせたやつをプレゼント。
だけど一緒に食べたいって言うからはんぶんこウメェ~~~何これ!!
アトラスもこういうの初めて食うみたいで、良かった良かっウメェ~。

クラリスもやんちゃなんですよ。や、この言葉は違うかもだけど。
なんか…こう…、落ち着いてるのに、意外と豪快なんだよな。
とうとう大砲まで用意しちゃったよ。なんですか? この立派な子。

さりげなく食べ物もおいしそうに食べててよい。
女の子っつっても、13じゃ食べ盛りだよな。どんどん食え。
……あれ、つまりまだ立派になっていってしまうの? ヒョェ~~~。

食べ物と言や、いろいろなモンで出汁とったスープに麺を入れた料理。
クィラさまと一緒に食べたけど、これもうまかったな~~~。
なんか、いろいろな味が組み合わさって……料理の真髄!って感じ。
国に帰ったら料理の本、挿絵以外も真面目に読んでみるかなー。

しっかし、クィラさま。いつの間にか火を使った調理をこなせてる。
俺だって負けないぞ。もっといろいろ作れるようになるも~ん。

そしてホント食いもんじゃねぇのに緑色のギザギザを口にいれちゃう。
またやってしまった。何度でもやってしまう。どうして。
きっとあの緑が俺を狂わせる。緑の復活を求める心がそうさせるんだ。

でなきゃ妖精のせいだ。すべては妖精のしわざなんだ。
……いやさすがに言いがかりだな。ヴィニアごめんね。