Eno.315 直箟 素直

真実の書 十九頁目

 
この日、てくの君全面監修の脱出船、
孤島脱出グランド・エスケープ』号は、無事に出立を祝うボトルを割って、
大海原へと漕ぎ出した。

この進水式にあたっては、
源君の涼やかな衣装で身を飾った者たちへ、
鍋島君の珠玉の中華料理フルコースが振舞われた。

御伽屋君も僕も、
旨かったっけ、テンション上がっちゃって
もうH〇T LIMITウィリーさ。

嵐の時にやれと言われてた気もするが、
それは僕もそう思う。


また、カイト君からは非常に手の込んだ、
個性ある脱出セットが各々に授与され、
思い出深いお土産まで出来てしまった。


こうした催しは、
僕らに否が応でも漂流の終わりを意識させる。

ここに流れ着いた日には、
それを『寂しい』と思う日が来るなんて夢にも思わなかったな。


TIPS:
普段から肌が出ていると着込んだ時にかえってドキドキする♤