予想、ふれふれ、ふれと。
──さて、島流しにされていた人。
──自ら残っている人たちとは、ちょっと合わなかった。
それはそう。
自分たちの故郷に居続けることを選択した人たち。
代を重ねて、素朴な生活をしている。
対して、空から落ちてきた人たち。
いつまでも未練がましく空を見つめていた。
私たちの戦争は終わったわけではない、なんて。
空想ごとみたいな野望を持って、立ち上がっている。
復讐。
未だ、宇宙は繁栄している。
夜空はあんまりにも明るい。
夜は訪れるというのに。
─電光がいつまでも煌々とともっている。
──空から笑い声が降っている。
──星に人がいることなんて忘れて、ゴミを飛ばして、流れ星が降っている。
その流星群は、夜空を一晩中照らしているかのようで。
水の星の人は、深い眠りにつきづらくて仕方がない。
繁栄。
栄華。
その裏側は、案外、薄暗い。
◇ ◇ ◇
──水の星に残った人たちは、それでも良かった。
承知の上で残っている。
この星にいることを望んで残っている、から。
一晩中輝き続ける、宇宙空間。
そこに輝きと夢を見ていた。
いつか皆遠いところ。
遥か彼方、自分たちと同じ人のいるところ。
現世の。
それを見て微笑んでいた。
──流れ着いた人たちは、星の資源を回収し続ける。
何発もは飛ばせない。
何発も飛ばせるほどの物は残っていない。
──ただ、一つ。
たった一つだけ。
それだけで、あなた方の繁栄に、打撃を与えたかった。
絢爛豪華、無駄に増築されたそのツキ・ステーション。
それを落とせば、繋がりは切れる。
彼らはどこにも行かなくなる。
宇宙の人よ。
堕ちてくれないか?