Eno.78 淡島陽葵

28.よりどころ

ちょっと安心した顔をしているルーシーさんをみて、
それぞれ帰りたい場所や、ここを中間点にして別の道に向かっていくことを決めたんだなと思いました。私は元の世界に帰ることをここに流れ着いたときから決めていた。

最初の2日ぐらいは慣れないサバイバル生活に戸惑い、出来そうなことを探してそれをすることでいっぱいいっぱいだった。
森に誰かがいることがわかってからは、
それぞれに祈りの場所とよりどころを見つけられたからあと1日ほどで沈むここで今まで生きてこれたんだ。

 そうだよね、そうであってほしいといつも以上に料理を作り続けました。

そういえば、
あの石を本来の形にする、"星を見る"ことをみんなで選択したんだよね。
ここを終わりの場所にしようとしているロンくんや、森の人たちのために。

―ここで途切れている


 メモ書きの隣に粘土がすこし着いたままの樽がありました。



























一方

「ここだな、ゲートは。突入する、全員その場から離れないように!」


また、[あの海]にいく。今回は民間人の救助のため。
この救助船に乗っている隊員のうち一人は沈みゆく島の7日目の残酷さを知っている。

作り上げたすべてが消えていくあの切なさを