Eno.779 クロタネ

うみ

ふねにも、だいぶお水が入って来てた。
ひみつきちみたいで、だいすきだったなあ。

この船と、うみのなか、およいでみたかった。
たくさんのお魚さんと。

きらり、ぴかぴか。
ひかるうみ、そのうみふかくは、きっと夜みたいにくらいんだろうな。

このしまは、おやすみなさいって、ねむるのかな。

いいゆめ、みられるのかな。
おきたとき、さびしくないのかな。

だれもいなくなって。

あ、でも。

きっと、おやすみなさいの間は、おさかなさんが
おはようのあとは、鳥さんも、うさぎさんも、太陽も、月も、
いてくれるのかも。


そうなのかも。