Eno.78 淡島陽葵

29.宴

船がつき島の大部分が沈んでいく中、"星をみる"計画は、担う人がその時を待っている。
 陣地の荷物山にちょこんと落ちている計算しつくした星の形をしたクッション、神崎くんらしい忘れものをみて和んだり。
私たちより前にここに流れ着いた人たちが書き残したと思われる書き置きだったモノを読んでいたら日がくれて、あと1回あるかどうかの食事会が始まりました。

 見越して、ぼたん鍋とイカ焼きをたくさん準備したけどね!!

 そして、2回目の片思い騒動で夜は更けていきました。

 そうか、あと1日か。













「見えてきたね。」


以前、ここに救助しに来た時もそうだった。近くにあるようで行き来できない島が無数に浮かぶ海域。
我々以外にも複数の救助船が航行し手当たり次第群島に流された人々の救助に当たっているようだ。