Eno.76 リアムとフィン

8. 救助船が来た

この無人島に漂着して七日目、砂浜に船が来ていた。
人がいる形跡が見えたので、救助に立ち寄ったとのこと。

リアム
「キャンプファイヤーしたり、花火上げたりしてたもんなァ」


やはり火は、人間の文明と切っても切り離せないようだ。
この島は今夜中に沈み、それまで船は砂浜があった場所に停泊している、と言う。

フィン
「わーい!
 おふねのひとも、いっしょにパーティ、です!」

リアム
「船にこれ全部乗るか……?」


救助のお礼をするのは悪いことではないだろうが、どのくらい船に積めるかは素人にはわからない。
拠点で作ったご馳走は、健康男児のリアムから見ても結構な量だ。
とりあえず、その辺りは先に船員に確認しておくことにした。

明け方頃には、船上パーティも賑わっている頃だろう。