Eno.223 波璃 玄乃

無題5

もうすぐ還れる。



葵と話した。
家のこと。大学へ行こうとしていること。
葵ももうちょっと甘えても良いと思うんだけども…
葵は自分だけでどうにかするっていう決意が見える。
俺みたいな甘い一般男子と違って、強いんだな。
強いんだろうけど、それ故に無理もしそうで心配だ。
だからこそ、俺も出来る範囲で応援してやりたい。


何森とも話した。
何でも知ってそうな感じだとは思ったが、
まさかこちらの分野にまで造詣が深いとはやりおる。
戻ったら詳しい話をしないといけないようだな!
そう、ピザでも食いながら。



こんな話も夢物語では無いのだと思うと、嬉しいな。




それと。
漂着船で見た時計を直してみた。
上手いこと直ったようだ。
重厚なデザインで未だに輝きを喪わない精密時計クロノグラフ
これを記念品に持って帰ることとしよう。