夜明け──「わたしたちは、
これでわたしの無人島生活は終わる。
たった一週間、だが密度が濃すぎて何があったか思い出せないほどいろいろなことがあった。
大型蒸留器を作った。道路を作った。灯台を作った。
浮桟橋を作った。岩風呂を作った。壁材を作った。
罠を増やして巡回をした。維持や修理に頭を悩ませ、食料不足にひもじい思いもした。
嵐を過ごした。猛暑を過ごした。騒がしさの絶えない馬鹿共に溜息を吐いた。
星の記憶とかいうよく分からないものを復元した。あれは結局何だったのか。
そして、脱出船を作り上げた。花火大会で救助船も呼び込んだ。
九重や漆原にはずっと助けられた。片菊や羽田、イルやトーベ、調子はいいがよく働いてくれた。
ユーディやパトリカも幼いながらに頑張っていた。フェルテやヴァスコ、トビアスなんかはサボりがちではだったが、やることはやっていた。
天月や犬藤や根岸や神代、ケリヨトやクロたちは言葉少なくとも堅実に遂行してくれた。
ノノ、ミミック、ガウラ、ハーピィ、薬屋、ねこ、アンタレス……あいつらはよく分からなかったが、悪い奴らではなかった。
この怒涛の日々もきっと一ヶ月もすれば遠い思い出になるだろう。
人生は長い。どれだけ印象的だとしてもたった一週間の出来事なんてそんなものだ。
それでもこの夢みたいに騒がしい日々は夢ではなく、現実としてわたしは過ごした。
夜が明け、島が沈み、その痕跡一切が消えて無くなったとしても。
「わたしたちは、ここにいた」
たった一週間、だが密度が濃すぎて何があったか思い出せないほどいろいろなことがあった。
大型蒸留器を作った。道路を作った。灯台を作った。
浮桟橋を作った。岩風呂を作った。壁材を作った。
罠を増やして巡回をした。維持や修理に頭を悩ませ、食料不足にひもじい思いもした。
嵐を過ごした。猛暑を過ごした。騒がしさの絶えない馬鹿共に溜息を吐いた。
星の記憶とかいうよく分からないものを復元した。あれは結局何だったのか。
そして、脱出船を作り上げた。花火大会で救助船も呼び込んだ。
九重や漆原にはずっと助けられた。片菊や羽田、イルやトーベ、調子はいいがよく働いてくれた。
ユーディやパトリカも幼いながらに頑張っていた。フェルテやヴァスコ、トビアスなんかはサボりがちではだったが、やることはやっていた。
天月や犬藤や根岸や神代、ケリヨトやクロたちは言葉少なくとも堅実に遂行してくれた。
ノノ、ミミック、ガウラ、ハーピィ、薬屋、ねこ、アンタレス……あいつらはよく分からなかったが、悪い奴らではなかった。
この怒涛の日々もきっと一ヶ月もすれば遠い思い出になるだろう。
人生は長い。どれだけ印象的だとしてもたった一週間の出来事なんてそんなものだ。
それでもこの夢みたいに騒がしい日々は夢ではなく、現実としてわたしは過ごした。
夜が明け、島が沈み、その痕跡一切が消えて無くなったとしても。
「わたしたちは、ここにいた」