Eno.181 キリエル

記録.12

私たちはこの島での最後の宴を楽しみ、停泊していた船へ飛び乗った。
船に乗ると、私は真っ先にメイファエルを探した。
船のあちこちを一人で探し回っていると、

何をどたばたと騒ぎ立てているのですか?



─その声は、聞き馴染みのあるあの声で、

メイファエル!!



そんな感じだと、どうやら元気そうみたいですね…



いつも通りのやり取り、でもその声は安堵に満ちていた。
しかし機転の効く彼女のことだ。他の部屋の賑わいっぷりにもすぐ気付く。

ほら、皆のもとへ行ってきてあげて下さい。あの方たちは、この無人島でできた大切な仲間なんでしょう?帰る手段の用意は、まだ間に合いますから。



私はメイファエルに荷物の一部を預け、再び皆のもとへ向かっていった。