Eno.81 チカザワ=プレモフィア

N

流れ行く星々よ
夢の果てを探す人々よ
また会いましょう
会える日を願いましょう
たとえ宇宙そらの果てでしか出会えないとしても
             ――星を行く人々の胸にある、短い詩


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島の水位がかなり上がってきている。
このまままた、海に流されれば面白いことが起きるだろうかとも思ったけど、
今の自分の体力と他の人々の心労を考えて、今はやめておくことにする。

別になにか悲観的になったとか、死にたかったわけじゃない。
あのときは単に、もう故郷にない大きな水の流れを感じたかっただけだ。
流れの先にこの生活があっただけで。


そろそろ船が出る。
このみんなとも、別れの時だ。



家に帰るまでが遭難です。
そうなんですか。