Eno.191 ミミック

あるミミックのお話

時は大海賊時代。
荒くれどもが金銀財宝を求め、ヨーホーヨーホーと大海原を跋扈する世界。



今日もまた一隻、荒くれどもと財宝を乗せた船が海を征く。
その中に…奴は潜んでいた。



『なんか気がついたらお宝がいっぱいになってるミ~!
 全部おれ様のものだ~!』


そう…ミミックである。
あの有名な宝箱に擬態しているやつである。

海賊どもは見つけた宝箱をろくに確認せず船に積め込み、
そしてこのミミックは能天気なことに、運ばれている間ずっとぐーたら寝ていたのである。

しばらくして目覚めたミミックは、財宝が詰め込まれた部屋に大喜び!
なんでこんな場所にいるのか、てゆーかここがどこなのか、
何もわかってないけれど金銀財宝がたくさんあるからミミックは幸せです。


めでたしめでたし……




『ミ?』





ざぱーん……

こうして船もろとも海に沈んだミミックは、この不思議なシマに流れ着いたのであった……