Eno.626

きのこ

ひとつの森がありました。

そこは大きな樹を中心に色とりどりのきのこが生活しています。


赤色、茶色、白色―
それらは小さく人の様な姿をしていました。


そして、時折胞子を撒けば
風に乗って、胞子は遠く遠くへと飛ばされていくのです。



ひとつ  きのこが降り立ったのはひとつの島でした。

森の中、ふわっと欠伸と背伸びをひとつ


目を覚ませば、そこは知らない森の中



きのこは 仲間がいないか探していました。