無題(3).wav

「あの島から離れてしばらく経ったけど……どうかなあ?」
『████889の██空間へのアクセスを確認
Warning!(1):████への接続が微弱すぎるため、████の展開ができません。
████を展開するには接続が安定する区域から再アクセスをしてください。』

「あれれ? 島に居た時に来た時とメッセージが違う……」
『OWLs-████889からの通信です。』

『どうやら上手くやったようですね、████889。
あなたや、外の世界からのマテリアルの転送をするには
もう少し安定する場所まで移動する必要があるようです。
その調子で移動を続けていればいずれは████に帰ることができるでしょう。

「わ、フクロウさんだ 久しぶり~!」

『ええ、頑張りましたね。
もちろん協力者がいるのであれば感謝を伝えるのを忘れてはいけませんよ?
排出直前でライブラリに過去に似た事例が起きた際のデータが見つかったので
とっさにメモとして転送しておいたのもギリギリ間に合ってよかったです。』

「は~い!
ところで僕、████に帰ったあとも"たべもの"や"のみもの"を嘴にしないとだめなの?」

『その点はその世界特有の事象のようなので████に帰って以降は今まで通り全く必要ありませんよ。
無意味ですが趣味嗜好としての摂取は禁止しません。』

「なぁんだ よかった~
おべんと用で持ち出した"たべもの"と"のみもの"が少ないから
帰ったあとも嘴にしないといけなかったらどうしようって思っちゃった
"あっち"、そういったモノ全然ないからさ~」

『ちなみに、どのようなマテリアルを持ち帰ろうと思っているのでしょう?
今のうちにライブラリ記録用のデータとしてまとめるために事前に知っておきたいので。』

「えっと~
僕と一緒に流れ着いた小さい懐中電灯?となにかするどいやつ、
あとはおべんととして木の実と、野草、少しの水と たっくさんのキノコだね!」

『なるほ…キノコ!?
その世界で見つかったそれはライブラリによるとき―――――
『通信が切断されました。時間を置いて再度やり直してください。』

「ありゃりゃ。」