蛇足
――天界にて。
「ジーランティスに送った例の欠陥中位天使、どう?」
「凡そ想定通り~~。あとはじっくりコトコト100年待つだけよ」
「あーーーいつもの。乙」
「いうてほぼ勝ち確ですわ!なんせ切欠がずっと傍にある様なもんだ。
どれくらい先か解らないけれど。見つかっても見つからなくてもアレは祈る。
ある男の幸福と無事を祈る。そういう経験から作られてるから必ずそうなる」
「ほーーん、でもあの個体、
なんか聡いところあるから取り扱いに気を付けた方が好いと思うけど」
「だからコトコト100年かけて待つんだって。
こちらはもう大変沢山待ちましたというスタンスで差をつけていくゥ~~!」
「1体につき100年待ちデフォなの?
並列するとはいえ12体全員に対応するだけ大変じゃね?」
「まーまー!しなきゃならん苦労よ!もっと早い可能性すらあるからさ。ワハハ!」