EP5:昔話
昔々、とある世界にひとりの少女がいました。
少女は実の父から虐待を受けていました。
生きるために、罪に手を染めなければなりませんでした。
しかし少女は、とても信心深かったのです。
死んでしまった、大好きな母親の教えでした。
「神様を信じて、清く正しく生きなさい」と。
少女は苦しみました。
神様を、母親を裏切ることは出来ません。
しかし、神様の説く「罪」を犯さないと、死んでしまいます。
そして、遂に答えを見出しました。
自分とは別の心を生み出したのです。
少女の生み出した「彼」は、神様に背き、悪いことをたくさんしました。
少女を生かすために、躊躇わず手を汚しました。
そのため、少女は「彼」の存在も所業も知らずに、清く正しく生きることが出来ました。
やがて「彼」は少女の父に手を掛け、少女を孤児にしました。
少女は教会が営む孤児院に引き取られました。
もはや「彼」が罪に手を染める必要はなくなったのです。
「彼」は、存在意義を失いました。
時は流れ、少女は一人前の聖職者へと成長しました。
そんなある日、少女はひとりの魔法使いと出会いました。
その魔法使いは、魔物でした。
神様の教えに従わない悪い魔物は、「彼」の存在に気付いてしまいました。
悪い魔物は、悪い魔法を使って、少女の中から「彼」を取り出してしまったのです。
こうして、神様に逆らう悪い魔物がひとり、増えてしまいました。
何も知らない少女が天に召された今も、悪い魔物たちは、神様に逆らって、どこかで罪を犯し続けています。
少女は実の父から虐待を受けていました。
生きるために、罪に手を染めなければなりませんでした。
しかし少女は、とても信心深かったのです。
死んでしまった、大好きな母親の教えでした。
「神様を信じて、清く正しく生きなさい」と。
少女は苦しみました。
神様を、母親を裏切ることは出来ません。
しかし、神様の説く「罪」を犯さないと、死んでしまいます。
そして、遂に答えを見出しました。
自分とは別の心を生み出したのです。
少女の生み出した「彼」は、神様に背き、悪いことをたくさんしました。
少女を生かすために、躊躇わず手を汚しました。
そのため、少女は「彼」の存在も所業も知らずに、清く正しく生きることが出来ました。
やがて「彼」は少女の父に手を掛け、少女を孤児にしました。
少女は教会が営む孤児院に引き取られました。
もはや「彼」が罪に手を染める必要はなくなったのです。
「彼」は、存在意義を失いました。
時は流れ、少女は一人前の聖職者へと成長しました。
そんなある日、少女はひとりの魔法使いと出会いました。
その魔法使いは、魔物でした。
神様の教えに従わない悪い魔物は、「彼」の存在に気付いてしまいました。
悪い魔物は、悪い魔法を使って、少女の中から「彼」を取り出してしまったのです。
こうして、神様に逆らう悪い魔物がひとり、増えてしまいました。
何も知らない少女が天に召された今も、悪い魔物たちは、神様に逆らって、どこかで罪を犯し続けています。