Eno.217 十野 美咲

こうかいのきろく

あのときあーしとけばよかった、とか。
あれ持ってくればよかったなー…とか。

思うところがないわけではないんですよ。

船で釣ったサカバンバ・スピスを食わされながら思うわけです。
これは夢なのかもしれない。

いいえ、いつだってそう。
うつしよはゆめ。

島の思い出も、サボテンをするリヴァイアサン像と共に海にしずんでゆきます。


わすれてください。
この記録もいつしか記憶の澱に消えてゆくでしょう。


「わすれろーッ!!!」