🕓1440(max) / TIME
— これは、僕が島から脱出した後に就いた仕事の話 —

「お~~~~~い」
島に人影が見えて。乗っていた巡航船…まほろば号をそちらへと向かわせた
「……よかった、まだ生きてるみたいだ。
明かりと煙がぼんやり見えたから向かってみたんだ」
シマナガサレた人を救助しながら、僕はいつか自分が救助された時に
聞いた言葉と同じことを、その人に言う
「僕はこのあたりを定期的に巡視する一団のひとりだ。
君がそうであるように……この世界は多いのさ。"そういうの"が」
まほろば号を近づけて錨を下しながら、
海兵めいた風貌をした僕は今日も幾人か船に乗せ。
この海を走る
そう、今僕は
この海の謎を知る者として
己の時を止めたまま、活動を続けている
僕が所属する「定期的に巡視する一団」がどんなものなのかって?
この不思議な海が、何故あるのかって?
それをここで語るのは、野暮だろう
「真実」は求めた人にのみ、その姿を表すものだ
聞くだけの人は、ずっと何も分からない
そんなものさ
でも、もしかして、君もいつかは知ることがあるのかもしれないね
その時には、きっと君はこの手紙を書いた僕に会っているのかな?
会えたら、嬉しいな
その時まで、どうか元気で
沈みゆく世界の中でも、きっと希望はあるものだから
忘れないで——
橘海翔 [Eno.888]より
[手紙はここで、終わっている]**
「お~~~~~い」
島に人影が見えて。乗っていた巡航船…まほろば号をそちらへと向かわせた
「……よかった、まだ生きてるみたいだ。
明かりと煙がぼんやり見えたから向かってみたんだ」
シマナガサレた人を救助しながら、僕はいつか自分が救助された時に
聞いた言葉と同じことを、その人に言う
「僕はこのあたりを定期的に巡視する一団のひとりだ。
君がそうであるように……この世界は多いのさ。"そういうの"が」
まほろば号を近づけて錨を下しながら、
海兵めいた風貌をした僕は今日も幾人か船に乗せ。
この海を走る
そう、今僕は
この海の謎を知る者として
己の時を止めたまま、活動を続けている
僕が所属する「定期的に巡視する一団」がどんなものなのかって?
この不思議な海が、何故あるのかって?
それをここで語るのは、野暮だろう
「真実」は求めた人にのみ、その姿を表すものだ
聞くだけの人は、ずっと何も分からない
そんなものさ
でも、もしかして、君もいつかは知ることがあるのかもしれないね
その時には、きっと君はこの手紙を書いた僕に会っているのかな?
会えたら、嬉しいな
その時まで、どうか元気で
沈みゆく世界の中でも、きっと希望はあるものだから
忘れないで——
橘海翔 [Eno.888]より
[手紙はここで、終わっている]**