*ススギのはじまり
「ススギが思い描く将来に近い方になるのが正解じゃないかな?」
「ススギの将来の夢はなに?」
「ススギにもお前なりに今持ってる良かった事、
苦労していることの持ち物、あるんじゃね?
それをもう一度、考えてみて、だな。
えーと…この先どうするか、決めていけばいいんじゃねーかな。」
「女の子でよかったことはねぇ
紺くんのお姉ちゃんになれたことかな!!以上!!」
「ゴハンおごってもらえます!」
「いじょ」
「まぁぶっちゃけ……
おしゃれに一切お金かからんのはアドだね……」
「ま、多様性だ何だって、
いろんな物事に名前が付き始めてるのも過渡期だからでしょ。
完全に自由に振る舞うにはまだ先は長いけど、
男も女もイイトコどりするにはけっこ~いい時代だと思うよ、俺はね」
「女だったとしても同じように過ごしたと思うし……
俺が俺で良かった、しか思ったことはないかな。
……うーん、あんまり役に立ちそうな答えじゃなくてごめんね」
「フォルムの曲線美〜!
特有の丸みを持った形状が出やすいのは女の子の特徴だわ!
骨格とか肉の付き方が違うのよ〜!」
みんなが色んな事を考えて、教えてくれた。
何気ないこと、重大なこと、しょうもないような、大切なようなこと。
みんなそれを全部ひっくるめて、変わりながら、それでも歩いてきたんだろうなって。
変わってないのはススギだけだった。
天使でいられるのは今だけなんだって、どこかで予感があった。
だから怖かった。変わってしまうことが。
でも、
「君がどちらかを選んだあと、
いずれ本当に後悔する日が来たら……」
「僕が魔法をかけてあげる。
時戻しの石に願いを込めて、君の時間を巻き戻すのさ」
ススギには紺ちの魔法がついてる。
「疲れたときは、私が椅子でもカーペットでもなんでもなるから、
休みながらきめてみる……って、提案……してもいい?」
疲れたり、いやになったら、みなもんが一緒に休んでくれる。
なにを選んでも、いやなことからは逃げてほしい、って、みなもんが言ってくれた。
大丈夫。大丈夫だよ。
身体が重くなって、羽が疲れて、飛べなくなっても。
少し休んで、もう一度飛び上がろう。
足が泥で汚れても、それは確かに地面を歩いた証。
何も恥じることはない。
大丈夫。自分で言ったでしょう?
自分にはこれができる、当たり前、って信じることが大事だって。
だから信じる。
雪島ススギは、これからもずっと、
天使だよ!
「ススギの将来の夢はなに?」
「ススギにもお前なりに今持ってる良かった事、
苦労していることの持ち物、あるんじゃね?
それをもう一度、考えてみて、だな。
えーと…この先どうするか、決めていけばいいんじゃねーかな。」
「女の子でよかったことはねぇ
紺くんのお姉ちゃんになれたことかな!!以上!!」
「ゴハンおごってもらえます!」
「いじょ」
「まぁぶっちゃけ……
おしゃれに一切お金かからんのはアドだね……」
「ま、多様性だ何だって、
いろんな物事に名前が付き始めてるのも過渡期だからでしょ。
完全に自由に振る舞うにはまだ先は長いけど、
男も女もイイトコどりするにはけっこ~いい時代だと思うよ、俺はね」
「女だったとしても同じように過ごしたと思うし……
俺が俺で良かった、しか思ったことはないかな。
……うーん、あんまり役に立ちそうな答えじゃなくてごめんね」
「フォルムの曲線美〜!
特有の丸みを持った形状が出やすいのは女の子の特徴だわ!
骨格とか肉の付き方が違うのよ〜!」
みんなが色んな事を考えて、教えてくれた。
何気ないこと、重大なこと、しょうもないような、大切なようなこと。
みんなそれを全部ひっくるめて、変わりながら、それでも歩いてきたんだろうなって。
変わってないのはススギだけだった。
天使でいられるのは今だけなんだって、どこかで予感があった。
だから怖かった。変わってしまうことが。
でも、
「君がどちらかを選んだあと、
いずれ本当に後悔する日が来たら……」
「僕が魔法をかけてあげる。
時戻しの石に願いを込めて、君の時間を巻き戻すのさ」
ススギには紺ちの魔法がついてる。
「疲れたときは、私が椅子でもカーペットでもなんでもなるから、
休みながらきめてみる……って、提案……してもいい?」
疲れたり、いやになったら、みなもんが一緒に休んでくれる。
なにを選んでも、いやなことからは逃げてほしい、って、みなもんが言ってくれた。
大丈夫。大丈夫だよ。
身体が重くなって、羽が疲れて、飛べなくなっても。
少し休んで、もう一度飛び上がろう。
足が泥で汚れても、それは確かに地面を歩いた証。
何も恥じることはない。
大丈夫。自分で言ったでしょう?
自分にはこれができる、当たり前、って信じることが大事だって。
だから信じる。
雪島ススギは、これからもずっと、
天使だよ!