Eno.47 長曾我部・リンカーン・朝海

2023/7/16(日)の記録









これは、実に不可思議な体験だった。

長くもあり、短くもある1週間の冒険譚であり、
或いは全て、夢幻だったのかもしれなかった。


絶海領域ジーランティス……非論理的イロジカルだな。
けれども、確かに。……うむ、この旅路には不可解が多すぎた」



船体が波を切る。
日光が水面に反射して燦爛と煌めく。


……


「っていうか、あの阿笠博士風のおっさん誰だよ。
絶対アイツが黒幕だろ」



「それを、そのまま受け取るのは癪なんだが……
まあ、科学の申し子 てくのが言うんだから海路に間違いはねえ。
私は、ただ流れるままに付き従うだけよ」







……やがて、船は境界線に触れるだろう。
異界と現世を繋ぐ境界線である。





「……とりあえず、まあ」









Quem ri por último ri melhor.終わり良ければすべて良し、ってね






─────── 長曾我部・リンカーン・朝海の章  終焉