島の記録-それぞれの往く道
島での漂流が終わり、我々はまたそれぞれの道へ進む。
もとの世界へ帰るもの、他者の世界へ行くもの……どちらでもないもの。
物品、関係、あるいは記録。島で得たものを手土産に、帰る場所へ向かうもの……10名。
新たな道を見出し、他者の世界へと向かうもの……3、あるいは4名。
人形たちは動きを止め、レウムは海へと飛び込んだ。夜の人と名乗る存在も、静かに元の夜へと戻ってゆく。
彼らの帰り着く先を見送ってしまえば、行き場がないのは私一人。
友人、姪、そしてかつての知人たち。彼らは今頃どうしているだろうか。
私は旅を続ける。
制作者より許可を貰い、沸騰号も譲り受けた。一人で扱うにはかなり広い船だが、その分いろいろな思い出を持ち込めると考えよう。
港町出身、広い海の世界、そして閉ざされた孤島……思えば、私はずっと海に縁ある存在だった。
海は全ての陸地と繋がる場所。ずっと渡ってゆけば、そのうち予期せぬ再会もあることだろう。
――さて、次はどこへ向かおうか。
もとの世界へ帰るもの、他者の世界へ行くもの……どちらでもないもの。
物品、関係、あるいは記録。島で得たものを手土産に、帰る場所へ向かうもの……10名。
新たな道を見出し、他者の世界へと向かうもの……3、あるいは4名。
人形たちは動きを止め、レウムは海へと飛び込んだ。夜の人と名乗る存在も、静かに元の夜へと戻ってゆく。
彼らの帰り着く先を見送ってしまえば、行き場がないのは私一人。
友人、姪、そしてかつての知人たち。彼らは今頃どうしているだろうか。
私は旅を続ける。
制作者より許可を貰い、沸騰号も譲り受けた。一人で扱うにはかなり広い船だが、その分いろいろな思い出を持ち込めると考えよう。
港町出身、広い海の世界、そして閉ざされた孤島……思えば、私はずっと海に縁ある存在だった。
海は全ての陸地と繋がる場所。ずっと渡ってゆけば、そのうち予期せぬ再会もあることだろう。
――さて、次はどこへ向かおうか。