Eno.301 古栄 照善

8日目 ⑫

 
地平線がどこまでも続いている。
救助船の汽笛が鳴り、甲板を潮風がさらっていく。
少しヒリつく肌の感覚と、雲に隠れながら沈んでいく夕焼け。

長くて短かった不思議な一週間が、もうすぐ終わる。